播州百日どり肉|みつばグループ

　兵庫県のおいしんぼをお届けする「ちょっとの幸せ、おすそわけ。」

【みつばグループ】多可郡加美区
なつかしさがこみあげる、母の味を伝えたい。

播州百日どりで有名な加美の郷土料理“かしわご飯”を伝え残していきたい―。今から15年前に発足した「みつばグループ」は、地元の特産品と母の手作りの味を伝えていこうと7人のメンバーが活動を続けています。このかしわご飯を再現した「とりめしの具」は、播州百日どりのもも肉をふんだんに使用。地元産にこだわった人参、ごぼう、あげ、ちくわ、高野豆腐を百日どりの煮汁で長時間煮詰め、仕上げていきます。あくまで家庭の味にこだわり、材料はすべて手切り。そして大きなお鍋の中の具を、大切にやさしく時間をかけて木勺で混ぜ合わしていきます。

開発から1年かかったという加美区の特産品「とりめしの具」は、みつばグループのみなさんの愛情がたっぷり入った絶品です。このほかにも播州百日どりのささみを、地元の食用なたね油で焼いて味付けした「このまんまさっさ味」や播州百日どりと野菜エキスをじっくり煮込んだスープのもと「和風コラーゲン」など次々と開発。食べることは生きる基本と語る代表の安藤松子さん。地域を愛し、地域で活動する女性たちの姿がここにありました。